※今回のアイキャッチ画像は猫の太極図
今回は紫微斗数に関しての記事。
以前から少し引っかかっていたことがありました。
それは命宮から子女宮へ凶星の化忌を飛ばしている命盤のこと。
これって何なのだろう?
と前々から思っていました。
それについてつい先日ある気づきを得たのでちょっと書いてみます。
私が実際に知る子を持つ母親女性でこのタイプの命盤を持つ人を何人かいましたが、皆さんどなたも、「子供を愛せない、かわいいと思えない」とか「子供にきつく当たっている」とか「子供に手をあまりかけていない」とか「子供の教育に十分にお金をかけていない」とかその手の親とは真逆の、子の幸せを心から願う良いお母さんたちばかりです。
その逆といいますか、私の母の命盤の命宮からは子女宮に向かって吉星の化禄が飛んでいますが、私と母との関係ははっきり言って良くありません。
この命宮から子女宮に化忌を飛ばしているタイプのお母さんたちの命盤をいくつか並べて「!」と気づいたことがありました。
それはもともとの化忌星の性質と、そのお母さんたちのお子さんに共通したある特徴。
そして趣味で受けている薬膳の講座の中で先生がいつもいつも言っている言葉、
「私はあの時はまだ薬膳を知らなかったから子供たちに〇〇をあげられなかったから~」
の言葉、これが気付きのヒントになりました。
並べた命盤の中には私の薬膳の先生のものも入っていました。
そう、先生の命盤は命宮から子女宮に向かって化忌が飛んでいるものです。
〇〇というのは子供が生まれる前に両親が子供に与えるとても大切なもので、
(前世とかの類ではありません)
その〇〇の中でも父親は▲、そして母親は◎と■■と●の三つを与え、
これは生まれてきた後になってお金ではどうしても手に入れることはできないとても大切なものです。
母親だけが子供に与えてあげられる生きて行くのにとてもとても大切なもの。
産婦人科などの西洋医学のお医者さんは知らないであろう中医学の理論の中に出てくるもの。
〇〇がたっぷりもらえた子は私が並べた事例の貰えなかったお子さんに共通しているある特徴の悪い面が改善され、生まれてきた子供のその後の人生の質に大きな差ができます。
大谷翔平さんのようになれます。
(金運がいいとか社会運がいいとか超人気スターになれるとかそういうことではなくて、ある面で大谷さんのようになれます!)
これは先天盤ではなくて後天盤ですが、大限命宮からその時の大限子女宮へ化忌を飛ばしている私の友人の命盤の例。
この26歳からの大限で出産しましたが、やっと妊娠20週を超えたくらいの早産で手のひらに収まるくらいの極小未熟児を出産し、その後何年間も専門機関に通いながらまともに育つかどうかの深刻な悩みを抱え続けた時期を過ごされてきました。
(お子さんは今では立派な青年に成長されています(^-^)
化忌星には「狭める」という性質、また化禄星には「広がる、増える」という性質があります。
私の母の場合は子女宮に化禄が飛んでいるので、私は母からたっぷりと〇〇を貰っているようで、確かにそれは思い当たる面があります。
なので命宮から子女宮に化忌が飛べば〇〇が少なくなるのか!!とハタと気づいたというわけでした。
先天盤の子女宮に凶星が多いなど、子女宮そのもの自体が良くないというケースはそれはまた別の解釈になります。
また同じ事例の女性の命盤を集めて検証を重ねてみたいと思いますが、
他にも四柱推命や紫微斗数の中国占術において、中医学の基礎理論の知識があったおかげで占いの勉強だけでは分からなかった「そういうことか!」と気づいたことがいくつかありました。
中国の命占と中医学は同じ陰陽五行理論がベースにあるものですから、関連性がとても深いです。
自分や家族の健康も守れますし占いの謎を解くヒントを手に入れることもできますので、これらの中国占術の知識を深めたいのであれば中医学もネットの聞きかじり程度の自己流ではなく、きちんとしたその道の専門の先生のもとで勉強しておいて損がないどころか大きなメリットがあるものだと思います。
休業明けの鑑定のご依頼もボチボチ頂いております。
今回の〇〇のことが知りたくなった方や、
どうやったらこれから生まれてくる子供に〇〇をたくさん与えられるか?
を知りたくなった方は鑑定の際にお教えしますね(ΦωΦ)