七殺は災いだけの星なのか?

仕事運の占い

前回のブログ記事の続きです。

水原一平さんが刑務所へ入った年・七殺に剋される年運
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「七殺は災いだけの星なのか?」についてですが、
七殺には権威・権力や名誉・名声という象意があります。

また正官と合わせて組織、仕事の星ですから、命式の中に通根して存在していれば勤め先がなくて仕事にあぶれるということにもなりにくいです。

これは私が以前に四柱推命を教えた生徒さん(男性)の命式

時日月年
乙丙壬丁
未寅子巳

年月の干が丁壬干合で無作用ではありますが、月柱は壬子と七殺が通根していて強い七殺です。

月柱の位置は本人の社会的環境、お仕事環境でここに強い壬子の柱があり、日干と同じ五行の丁火がこの七殺の壬を制御して抑えています。

これが良い点の一つ。

「制御」というのは今の格局の喜忌で判断する四柱推命のもっと以前の時代からある古い時代の看法です。
要するに力が過剰になって暴発しないように抑えてコントロールできればその星の持つ良い面を活かして運が上がるということなのですが、見方はなかなか難しいです。

それから月支から日支に水生木で官印相生の流れが出来ていて、これはお勤め運は悪くない、仕事運は良いなと思いました。
これが良い点の一つ。

ただ、途中の大運、年運で七殺の制御が崩れて七殺も壊されてしまったために上司の不正に巻き込まれ転職という憂き目に遭ったことがあるそうですが、
その後なぜか窮地に手を差し伸べて下さる社長さんが現れてくれたおかげで無職で困ったということはないそうです。

官殺が適度にあり印星から日干が生じられていればとてもきちんとした人です。
自分を律する面がしっかりあり、とても折り目正しく常識と節度があり大変真面目です。
さらに地支は寅木で日干の火を生じていますからこういう学問的な占いの勉強にも適正があり頭の良い人で良い先生について学べば伸びる人です。

なので私はこの方の「教えて欲しい」という申し出に応じる気になりました。
実際にそのような方で、私も終始気持ち良く教えることができました。

誰にでも教えるわけではないのです。
物品の売買とは違うので受講料を貰えればいいよというわけではないのです。

それから「仕事は貿易や海外、輸送などに関わる仕事か?」と尋ねたところ、これは正解しました(^-^)
海外から仕入をして国内に拡販する仕事をされているそうです。

なので、「七殺に剋されてるからイジメや病気や事故に気をつけてね」というだけではもったいない命式なのです。

もう一つの命式
これは明治後期から昭和の初期の宗教家、予言者でカリスマ性で多くの信者を集めた大本教の教団の教祖、出口王仁三郎の命式です。

「霊界物語」の著書は現代でも研究されている予言書ですね。

時日月年
丙庚丙辛
戌子申未
 (月令:庚)

これも年月が丙辛の干合があります。
この方の場合ですが、月柱に注目すると先ほどの命式と違って月柱の丙は弱い七殺です。
こうなると何らかの分野で権威や名声を得る人となります。

(多くの素人さんたちから見たら「すごいな~」という様子ですね。
素人じゃない人たちから見たら「う~んどうだろう・・・」という感じ。)

何らかの地位や権力を持っています。(教団教祖の地位、権力)

丙火の七殺なので宗教、哲学などの分野で名声が広く伝播するでしょう。
調候の役割もしているので人気が出そうです。

この丙の七殺が自身と同じ五行の劫財で制御されているのが良いのです。
天干や地支に火や火を強める木が来れば制御が崩れて運が落ちます。

こんな感じで七殺、正官は仕事や社会的な地位などを司るもので、
過剰にあり過ぎたり、自分の息の根を止めに剋して来たり
(そういう場合もあるんだよ、日主の○や●が剋されたりした時など・・・)
などなければそこまで過剰に恐れて悪者扱いする必要はないものなのです。

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